平成28年に策定された『朝霞市公共施設等マネジメント実施計画』に基づき、築30年が経過した市立図書館本館の長寿命化改修工事を行いました。外部改修工事として、特に屋根からの雨漏りが酷かったため、既存屋根全面に新たな断熱防水層を施工し雨漏りを防止するとともに省エネ対策を行いました。また外壁タイルには剥落防止の効果がある塗材を塗布し躯体の長寿命化を行いました。内部改修工事として、天井の耐震化を行いました。閲覧室全体を一体的に覆っていた既存の金属ルーバー天井は老朽化し脱落の危険があったため撤去し、新しい天井は耐震化して安全性を高め、新施設の象徴となるよう木目調のルーバーを一部追加しました。その他、昇降機設備更新等の法適合改修、トイレの全面改修（ドライ化）、照明のLED化、「ティーンズコーナー」の拡充や「対面朗読室・読書活動支援室」の新設など、現在の朝霞市立図書館に必要となる機能のアップデートを行いました。